2日目【マドリッド】太陽の国の試練

ながいながいなっがいフライトを終えて、遂に辿り着きましたマドリッド

空港に着いた瞬間、まず感じた事は「暑い!」でした。

それもそのはず、大韓航空の機内で確認した現地情報。その気温40度。
もう時すでに20時近いと言うのに、燦々と照りつける太陽。そして、その太陽からの恩恵を余すとこなく吸収しているマドリッド国際空港。。。
(空港って窓多いですよね。完全に熱全て受け取ってます)

何はともあれ、旅の最初の目的地!
宿泊のホステルを目指して出発です。

まずは、メトロを探します。
…が、メトロがやけに遠い!到着後、グーグルマップで検索した結果、現在地から約徒歩10分。長い飛行の後で疲れてたので、それでもげんなりしていたのですが、何故か標識の通りに進んでいるのに道を間違うというトラップに繰り返し陥ってなんとかメトロに到着。

自動券売機で目的のチケットを購入していざメトロに乗り込みます。

1、Aeropuerto T1-T2-T3 > Nuevo Ministerios   4.5 €
ここはまあ、特に問題はなかったです。迷うこともなく。

問題は、Nuevo Ministerios駅からの乗り換えです。
今思えば、何故あんなに混乱していたのかがよくわからないのですが、疲労で判断力が鈍っていたのでしょうね。まだかの海外でたいして確認もせずにほとんど勘に頼り電車に乗り込みました。

2、Nuevo Ministerio > Sol 1.7€
残念ながら私の勘は頼ってみたところで、いつも見事に期待を裏切るのです。案の定、予想していた次の駅とは全く違う駅に到着しました。
今更ですが、本当に言っても仕方ない事ではあるのですが、Nuevo Ministerios駅で適当な乗り継ぎをしなければ、と後悔せずにはいられません。「何を電車を間違えただけで大袈裟な」と思われるかもしれませんが、仕方なしにNuevo Ministerios駅に戻ろうとした際、転倒したのです。階段を登る時に大コケしました。

右膝に走る激痛。

しばらく、動けずしゃがみこむと現地の方らしきマダムが駆けつけてくれました。スペイン語でまくしたてられても、全く何を言っているのかは分からないのですが、とりあえず心配してくださってるのだけはわかるので、
「グラシアス」
とだけ、伝えて「いえいえ派手に転んでしまいましたが、なんてことないですよ。ご心配ありがとうございます。それでは!」アピールするために颯爽と立ち上がり、その場を過ぎ去り、正しい電車を目指しました。

いくらアピールしたところで、激痛なのは変わらず電車を待つ間ふと膝に目をやると、

あ、血だらけ。

ズボンの右膝部分が血で真っ赤になっているではないですか。ひー。
ひとまず落ち着いて駅のベンチに腰掛け、ズボンを捲し上げると、パックリと膝が深めに切れていました。いや、むしろえぐれてましたぐらいのインパクト。

皆さん、気をつけてください。
ヨーロッパの階段には人の膝をえぐる力があります。
本当にえぐられたのは身体ではなく、心です。

なんとかホテルについて、この日は爆睡。
(傷にシャワーを当てる勇気がなくて、汚いとわかりつつもシャワーも浴びずに就寝)

。。。Hotel Info。。。
Far From Home Hostel
場所:中心街のSol駅から10分程度
スタッフ:とても親切!(英語)
施設:清潔、金属製のロッカーあり。
ドライヤー:有り
タオル:有り(有料)
朝食:有り(有料)
備考: 総合的に気に入りすぎて結局4泊してしまいました。
各部屋なかなか清潔で、洗濯機や自動販売機もあります。
なによりも気に入ったのは立地の良さ!
ホテルを出て左に直進すれば鉄道駅アトーチャ駅にゲルニカの展示で有名なソフィア王妃芸術センター。
ホテルを出て右に直進すれば広場。
どこへ行くのにも全てが徒歩圏内で、非常に便利です。
特に暑い夏の観光だったので、ちょっと休憩したい時にすぐにホテルに戻れたのは大変助かりました!